印鑑(ハンコ)で絶滅危惧種のことを考えるきっかけに
公益財団法人 世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)が、
名字の一部が動物になる印影の判子(ハンコ)を作成する
Webサイトを公開しました。
文房具好きにはたまらない一品です。
便利でかっこいいハンコを作りながら
環境問題を考えてみてはいかがでしょうか。
WITH STAMP(動物スタンプ)とは
名字の一部が絶滅危惧種のシルエットとなっているハンコ
のことです。
公益財団法人 世界自然保護基金ジャパン(以下、WWFジャパン)が
野生生物の保護を考えるきっかけづくりの一環とした
キャンペーンの一部です。
WWFジャパンが公開したサイトで、
名字を入力すると、名字の一部が絶滅危惧種のシルエットとなるハンコの
図柄と絶滅危惧種の名前入りの画像が作成されます。
サイトでは絶滅危惧種の説明などが表示されます。
作成された画像は判子作成会社に依頼すると、
実際に使えるハンコになります。
画像作成例
「田中」さんの場合、「中」の縦棒が
スミレコンゴウインコのシルエットになります。
サイトから依頼すればハンコができます。
WITH STAMP
↑WITHスタンプキャンペーンのサイト
ハンコの実体化について
サイトからハンコを作成依頼できますが、
もちろん費用は発生します。
インクカートリッジ交換式(シャチハタ印みたいな製品)の
カジュアルが1,700円(税込み、送料込み)です。
チタン製のフォーマルが1万6000円(税込み、送料込み)で、
それぞれ600円分がWWFの環境保全活動に寄付されます。
注文から2週間〜1ヶ月後の発送を予定しているとのことですが、
当初は大人気で遅めになるかも知れませんね。
Q&A(サイトから転載)
なぜこのようなキャンペーンをするの?
現在、世界には絶滅が心配される野生生物が約2万種以上も存在しています。
しかし、日本においては、その危機的状況を知る機会や手を
差し伸べられる場所さえ少ないのが現状です。
そこで、日常生活の中でもっと手軽に、
野生生物の保護を考えるきっかけづくりの一環として、
当キャンペーンをスタートさせました。
どうして、スタンプなの?
印鑑やスタンプは、古くから日常の必需品として使用されている、
日本の文化とも言える存在です。
そんな、日本人にとって親しみ深いモチーフと、
絶滅危惧種の動物を結びつけることで、
野生動物たちの危機をより身近に感じて頂きたいと思っています。
まとめ
動物スタンプは正式には「WITH STAMP」と呼ばれ、
名字の一部が絶滅危惧種のシルエットとなっているハンコ
のことです。
環境問題を考えるきっかけにしていただきたいというのが
ハンコ作成の趣旨です。
実際にハンコを注文すれば、代金のうち600円がWWFを通して
野生生物保護活動や、環境保全活動に充てられます。
ハンコ自体がかっこいいのでぜひ購入したいと思います。