キッズウィークで大人は本当に休めるの?
ゴールデンウィークやお盆休みにのような大型連休を創設することが
2017年5月19日に分かりました。
2018年度(4月)からの実施を目指しています。
キッズウィークとは
小・中・高校の夏休みなどの長期休暇の一部を他の月の平日に
振り替えたうえ、これに合わせて、企業や官公庁に有給休暇の
取得を促す仕組みです。
労働者の有給休暇の取得を促進するとともに、
観光やレジャーなどの個人消費の拡大を目的としています。
キッズウィークのイメージ
例えば、夏休みを5日短くする代わりに、別月の月~金曜(平日5日間)を
休みにし、前後の土日と合わせて、9日間の連休を実現する。
具体的な例では、2018年8月27~31日を夏休みから外して、
2018年11月12日(月)~16日(金)に休みを振り替えます。
どの長期休暇をいつの月にのどの週に移すかは地域毎に決める方針です。
今後の予定
2017年6月に経済産業省などの関係省庁や経団連などの経済界幹部を
メンバーとする「休み方改革官民総合推進会議」を発足させ、
具体化への議論を行います。
街の声(twitter)
『子育て世帯が,希望すると休みが取れて,給料も減らない優良企業にお勤めと思っているのね。学童保育など,変則対応大変だよ。』
『これ子供いない人は関係ないってことになるの? また子持ちのせいで独身が働かされるって批判を招くだけでは』
『顧客(国民)が本当に求めていたもの
×キッズウィーク
○6月の祝日』
『キッズウィークとか子ども保育所に預けられなくなったり、家に子ども1人になったりするのがオチとちゃうか。普通に働いてる親は休めないんだから。「うち、キッズウィークなんで来週から休みます( ´∀`)」
「来週から来なくていいよ( ´∀`)」
ってなるやん。』
『キッズウィーク
子供:夏休み減り、貴重な経験できず、子供時代から働き続けることを学ぶ
独身:寂しいだけ
子持ち:子育て負担増、支出増、収入減、大企業と格差増大
老人:?
いいことひとつも見えない』
私の意見
twitterでは反対意見ばかりで賛成意見がほとんど見当たりません。
私も反対です。政府の希望通りの働き方や休み方ができてない現状を
政府は認識すべきです。
少し考えても問題が山のように出てきます。
・親の勤め先と子供の学校が同じ地域とは限らない。
・親がサービス業だと休めない。
・親が休めない場合、小学生の子供はひとりでどうするの?
・中小企業は負担が大きいすぎるでしょう。
・官公庁も休めって言ってるけど、役所のサービスも止まるの?
・・・・・・
大型連休を新たに創設するより、現状の有給休暇の消化率を法律で義務付けるほうが
よっぽど簡単で効果的ではないかと考えます。
まとめ
親の有給休暇取得を促すために「キッズウィーク」の導入を検討していますが、
お役人さんが知恵を絞って問題点をクリアしていただけるか、
厳しい目でみていきましょう。